高校生の恋愛模様を描いた『初恋ロスタイム』
本日公開の映画『初恋ロスタイム』
原作は時が止まる不思議な時間「ロスタイム」をめぐる恋愛小説です。
映画化決定の前に原作は読んでいたのですが、
初恋ロスタイム (メディアワークス文庫)[本/雑誌] (文庫) / 仁科裕貴/〔著〕
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映画化にあたり加筆修正された小説が発売されたので
そちらも復習がてら読みました。
初恋ロスタイム -First Time-【電子書籍】[ 仁科 裕貴 ]
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▼あらすじ
普通の高校生活を送る僕・相葉孝司(あいばこうじ)に突然起こった「自分以外の時が1時間だけ止まる」という不思議な現象。それは毎日、午後1時35分に起こるようになった。
好奇心を抑えられず学校の外に繰り出すと、そこで僕以外にも動ける女の子・篠宮時音(しのみやときね)と出会う。彼女と共に時が止まった世界を楽しむうちに僕は、彼女に恋をした。
でも、彼女は大きな秘密を抱えているようで――。
『初恋ロスタイム -First Time-』あらすじ
▼登場人物
・相葉孝司(あいばこうじ)
普通の高校生活を送る男子高校生。
・篠宮時音(しのみやときね)
偏差値の高い名門校に通う女子高生。
ある秘密を抱えている。
▼旧版と新版の違い
大幅な加筆修正、とあったので読んでみたのですが
正直あまり違いが分からない・・・
巻末に収録されていた特別掌編くらい?
細かいところも修正されているのかもしれませんが
いかんせん読んだのが結構前なので
あまり違いが分かりませんでした。
▼続編『初恋ロスタイム -Advanced Time-』
[rakuten:book:19690285:detail]
続編として発売された『初恋ロスタイム -Advanced Time-』
登場人物は桐原綾人(きりはらあやと)と比良坂未緒(ひらさかみお)。
まだ読めていないので(買ってはいる)
時間ができたら読もうと思います。
感想はまたそのうち。
▼コミックス版・角川つばさ文庫版
コミックス版
漫画:なのら
キャラクター原案:ぜろきち
イラスト:シソ
▼実写映画『初恋ロスタイム』について
「時が止まった世界で、僕は君に出会った。」
ストーリー
「昔ね、時間が止まったことがある」
青年医師(竹内涼真)はある夜、「UFOを見たのに、誰も信じてくれない」と言う患者の少年に、
かつて自分の身に起こった不思議な現象について語り始める。
そして、そのときに出会った“大切な人”の存在を彼は思い出していた…。
原作とは少しストーリーが違うようなので、
原作を読んだ人も読んでいない人も楽しめそうです。
キャスト
・相葉孝司(あいばこうじ)役:板垣瑞生(いたがきみずき)
浪人生。実力以上の大学を目指す気はなく、目標のない毎日を送っている。授業中、突然自分以外の世界が静止する現象に巻き込まれる。「頑張っても仕方ない」とすぐに諦めてしまうタイプだったが、時音と出会ったことで変化していく。幼い頃に母を亡くし、父と二人暮らしだがあまり会話はない。唯一の趣味は料理。
主人公、相葉孝司役にはボーカルダンスグループM!LKのメンバーで、
映画デビュー作「ソロモンの偽証」で日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞した
板垣瑞生(いたがきみずき)。
本作が初主演だそうです!
・篠宮時音(しのみやときね)役:吉柳咲良(きりゅうさくら)
静止した世界で孝司と出会う少女。吉備乃女学院の生徒。正義感が強く、好奇心旺盛で、ものをズケズケと言うタイプ。ロスタイムの世界で孝司とともにめいっぱい青春を謳歌するが、彼女には誰にも言えない秘密があった。
秘密を抱えた少女、 篠宮時音役には
「PURE GIRL2016」にて歴代最年少グランプリを受賞後、
最年少記録でミュージカル「ピーターパン」10代目主演に大抜擢された
吉柳咲良(きりゅうさくら)。
映画『天気の子』では陽菜の弟、天野凪役で声の出演もしていますが
本作が映画デビュー1作目だそうです。
・青年医師役:竹内涼真(たけうちりょうま)
ロスタイム現象を過去に経験したことのある医師。ロスタイムの真実を知る重要なカギを握る。
物語のカギを握る青年医師役には竹内涼真(たけうちりょうま)。
これまでの<さわやかイケメン俳優>のイメージとは異なり、
役柄・俳優ともにフレッシュな若手キャストが等身大で演じる
“ラブストーリー“を支えます!
・青年医師の妻役:石橋杏奈(いしばしあんな)
青年医師の妻で、彼の勤める病院で入院している。とある思いを胸に、夫に別れを切り出す。
青年医師の妻役には、
06年ホリプロタレントスカウトキャラバングランプリを受賞、
07年主演ドラマ『失踪HOLIDAY』で女優デビューした石橋杏奈(いしばしあんな)。
・相葉誠司(あいばせいじ)役:甲本雅裕(こうもとまさひろ)
孝司の父。橋の設計士。孝司が幼い頃に妻を亡くす。息子からは仕事人間の冷血漢だと誤解されているが、それには秘密があった。
主人公の父親役として出演するのは、
89年東京サンシャインボーイズに入団し、在籍中全作品に参加した経験を持つ
甲本雅裕(こうもとまさひろ)。
スタッフ
原作:仁科裕貴(にしなゆうき)
広島の片隅で猫と暮らす小説家。前職は警察官。精緻を極めた文体と温かい人物描写を得意とする。他の著書に「座敷童子の代理人」シリーズ、「罪色の環 -リジャッジメント-」や、新作「後宮の夜叉姫」(いずれも、メディアワークス文庫)などがある。
監督:河合勇人(かわいはやと)
相米組、堤組、本広組などで助監督を務めた後「鈴木先生」で注目を浴び、「チア☆ダン」「俺物語!!」など良質な青春映画でヒット作を量産、観客の目線に立った演出で各映画会社からも常に注目される監督の一人。
監督作品:「花影」(08)「映画 鈴木先生」(13)「俺物語‼」(15)「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」(17)「兄に愛されすぎて困ってます」(17)「ニセコイ」(18)「かぐや様は告らせたい」(19予定)
脚本:桑村さや香(くわむらさやか)
「ストロボ・エッジ」「恋仲」といった青春ラブストーリーから、ドラマ「愛してたって、秘密はある。」ではサスペンスドラマを、「OVER DRIVE」では過酷な自動車競技「ラリー」を題材としたオリジナル映画までを手掛ける脚本界の若き俊英。映画脚本作品:「劇場版BAD BOY J –最後に守るもの‐」(13)、「ストロボ・エッジ」(15)、「OVER DRIVE」(18)、ドラマ脚本作品:「恋仲」(15)、「好きな人がいること」(16)、「愛してたって、秘密はある。」(17)など。
上映劇場
▼こんな人におすすめ
青春恋愛モノが好きな方、「時間が止まる」等の不思議現象が好きな方、
秘密を抱えた少女が出てくる作品が好きな方、
『君月』(君は月夜に光り輝く)が好きな方にオススメです!