映画『いなくなれ、群青』を観てきた
2019年9月6日ロードショーの映画、
『いなくなれ、群青』を観てきました。
▼あらすじ
ある日突然、僕は〈階段島〉にやって来た。ここは捨てられた人たちの島で、どうして僕たちがこの島に来たのか知る人はいない。
この島を出るには、失くしたものを見つけなければいけない。だが、疑問さえ抱かなければ、島の日常は安定していた。
幼馴染の彼女に再会するまでは──真辺由宇。
この物語はどうしようもなく、彼女に出会った時から始まる。
「納得できない」と憤慨する真辺は、島から出るために、僕と周囲を巻き込みながら島にまつわる謎を解き明かそうとするのだが──。
やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。
捨てられた人たちの島、階段島。
島を出るためには条件がある。それは「失くしたものを見つける」こと。
ある日、島にやってきた幼馴染の少女、真辺由宇は島を出るために七草たちを巻き込んでいく。
▼登場人物
七草:平穏な生活を望む悲観主義者
真辺由宇:誰よりも真っ直ぐで、正しく、凜々しい少女
堀:人と話すのが極端に苦手な、おとなしい女子
佐々岡:七草の友人でゲームミュージックがないと落ち着かない
水谷:眼鏡が似合う優等生の学級委員長
豊川:心にトラウマを抱えるヴァイオリニスト
ナド:七草が唯一心通わせる友人であり孤高の文学青年
トクメ先生:七草や真辺が通う学校の担任
時任:階段島の郵便局員
タクシー運転手・野中:階段島のタクシー運転手
管理人・ハル:七草が住む三月荘の管理人
以上11名が主な登場人物です!
▼キャスト
七草:横浜流星
1996年9月16日生まれ、神奈川県出身。「烈車戦隊トッキュウジャー」(14/EX)で注目を集める。近年ではGReeeeNのメンバーを演じた『キセキ-あの日のソビト-』(17)で「グリーンボーイズ」の一人としてCDデビューも果たした。
真辺由宇:飯豊まりえ
1998年1月5日生まれ、千葉県出身。2012年に女優デビュー後、数多くのドラマ・映画に出演。
堀:矢作穂香
佐々岡:松岡広大
水谷:松本妃代
豊川:中村里帆
ナド:黒羽麻璃央
※画像は公式サイトよりお借りしました
▼スタッフ
監督: 柳明菜(やなぎあきな)
1983年9月19日生まれ、愛知県出身。 2001年 アメリカの高校に留学、高校在学中にバッカイフィルムフェスティバルのオハイオ州優秀賞を受賞。慶応義塾大学在学中の2005年、映画『有限会社ひきもどし』(畑泰介監督の)の撮影を担当。07年、卒業発表作品の映画『今日という日が最後なら、』企画・脚本・監督・編集を手掛ける。映画は、リアルと連動したしたクロスオーバーフィクション作品と呼ばれる手法を用い注目を集め、アジア海洋映画祭、さぬき映画祭、あいち国際女性映画祭、ロサンゼルスジャパンフィルムフェスティバルなどの映画祭で上映された後、東京・名古屋の劇場で公開された。映画『人間失格』(10)で監督・荒戸源次郎の現場付きをし、その後、亡くなるまで多くを学ぶ。その後、映画のみならず数々の経験を経て、17年舞台のプロジェクションマッピングのディレクターをきっかけに菅原プロデューサーと出会う。
脚本:高野水登(たかのみなと)
1993年生まれ、神奈川県出身。2013年、日本大学芸術学部在学中に、劇団きのこの森を旗揚げし、以降全作品の脚本、演出を担当する。TVドラマ「賭ケグルイ」(18/TBS)、「賭ケグルイseason2」(19/TBS)で注目され、『映画 賭ケグルイ』(19)の脚本も英勉監督と共に手掛ける。主な作品は、英勉監督と共同で担当した『3D彼女 リアルガール』(18)、「極道めし」(18/BSジャパン)、「電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-」(19/TX)など。
主題歌:Salyu「僕らの出会った場所」
▼予告映像
90秒の予告編です!
この他にもYoutubeチャンネルにて動画が公開されていますので、そちらもチェックしてみてください。
▼Youtube公式チャンネル
▼小説・コミックス
原作小説
著者:河野裕
階段島シリーズ第1作目。※階段島シリーズは6巻で完結。
コミックス
漫画:京一 角川コミックス・エース
全1巻
作画:兎月あい Gファンタジーコミックス
全3巻
▼感想
原作は未読の状態で観ました。
キャストは今話題になっている横浜流星と飯豊まりえ。
動きがない物語だとは聞いていたので、どうなんだろうと思っていましたが、雰囲気がすごく綺麗で楽しめました。
原作の著者、河野裕さんの作品は『サクラダリセット』を読んだことがありますが、サクラダから異能力をなくした感じだな、という印象。
七草や真辺などの高校生たちが島の秘密に迫っていくのですが、それよりも私が好みだったのが佐々岡と豊川のエピソード。
メインの七草と真辺より青春してたんじゃないかと思っていますw
(後で知ったんですが、原作には豊川さん出てこないんですね・・・。)
▼こんな人にオススメ
青春系の作品が好きな方に。
綺麗な雰囲気の作品なので、そういった雰囲気が好きな方にも。
原作を読んでいなくても楽しめる作品だと思いますよ!