きゃらめるの暮らし

ポイ活と捨て活を頑張る主婦の暮らしのあれこれ

『ぼくと、ぼくらの夏』

今日は本のお話。

 

『ぼくと、ぼくらの夏』 著・樋口有介

 

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樋口有介による推理小説です。

1988年、第8回サントリーミステリー大賞読者賞受賞作。

 

 

books.bunshun.jp

定価:本体619円+税
発売日:2007年05月10日

概要

万年平刑事の息子とテキ屋の娘が繰り広げる青春ミステリー。

樋口有介のデビュー作。サントリーミステリー大賞の選考会で、開高健イーデス・ハンソンが絶賛した。1988年に単行本が文藝春秋から発売され、1991年には同じく文藝春秋より文庫化。尚、文庫版は2007年に復刊した。映画化ならびにテレビドラマ化されている。Wikipediaより) 

あらすじ

主人公の戸川春一はフォルクスワーゲンを乗り回している巨人ファンの刑事を父に持つ三多摩地区の高校生。

ある夏の日、同級生の岩沢訓子が変死し、それをキッカケにテキ屋の酒井組の娘である酒井麻子と急接近する。春と麻子は訓子の死因を判明するために奔走するが、ひょんなことから酒井組の用心棒である秀松から麻子の母親と戸川刑事が高校時代恋仲になって駆け落ちしたという内緒話を聞かされ2人はビックリする。しかし、追い討ちをかけるように今度は別の同級生である新井恵子も変死。

戸川刑事は春や麻子たちの担任である村岡先生に事情聴取するが、その戸川刑事自身が村岡先生に一目惚れしてしまう。Wikipediaより)

担当編集者より

高校二年の夏休み、同級生の女の子が死んだ。刑事の父親と二人で暮らすぼくは、友達の麻子と調べに乗り出したが……。開高健から「風俗描写が、とくにその“かるみ”が、しなやかで、的確であり、抜群の出来である」と絶賛され、サントリーミステリー大賞読者賞を受賞した、青春ミステリーの歴史的名作。解説・大矢博子(文春文庫HPより)

感想

久し振りに青春ミステリを読んだ気がします。

1988年の作品ということもあってか、随所にタバコや酒がごろごろ出てきました。

高校生でも普通にタバコを吸うしお酒を飲むし・・・

今では想像しにくい状況に最初は少し怯みましたが、中盤からは慣れてきたのかとても読みやすくてあっという間に読了してしまいました。

 

とりあえず、麻子さんがツンデレでかわいい!w

ラストシーンはそう終わるの?という・・・もう少し続きが読みたかったです。

 

映画化もしているようで、こちらのラストシーンは春一と麻子が海で駆けずり回るというものだそう。・・・こっちの方がキレイじゃない?

 

最近の青春ミステリも好きですが、こういう80~90年代の作品も良いものがたくさんあるなと感じました。

またいろいろと読んでみたいと思います📚