映画『HELLO WORLD』を観てきました
劇場アニメ『HELLO WORLD』を観てきました。
キャッチコピー
「たとえ世界が壊れても、
もう一度、
君に会いたい――」
ストーリー
京都に暮らす内気な男子高校生・直実(北村匠海)の前に、10年後の未来から来た自分を名乗る青年・ナオミ(松坂桃李)が突然現れる。
ナオミによれば、同級生の瑠璃(浜辺美波)は直実と結ばれるが、その後事故によって命を落としてしまうと言う。
「頼む、力を貸してくれ。」彼女を救う為、大人になった自分自身を「先生」と呼ぶ、奇妙なバディが誕生する。
しかしその中で直実は、瑠璃に迫る運命、ナオミの真の目的、そしてこの現実世界に隠された大いなる秘密を知ることになる。
「世界がひっくり返る、新機軸のハイスピードSF青春ラブストーリー」
キャラクター
堅書直実(CV.北村匠海)
京都に住む内気な高校生。
一行瑠璃(CV.浜辺美波)
直実のクラスメイト。図書委員。
直実の未来の恋人。
カタガキナオミ(CV.松坂桃李)
未来からやってきた10年後の堅書直実。
スタッフ
監督:伊藤智彦
細田守監督作品『時をかける少女』(2006年公開)、『サマーウォーズ』(2009年公開)で助監督を務めたのち、『世紀末オカルト学院』(2010年放送)で監督デビュー。『魔法少女まどか☆マギカ』(2011年放送)、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2011年放送)等で絵コンテ・演出を手掛け、監督第2作目となる『ソードアート・オンライン』(2012年放送)がメガヒットを記録。同作は『ソードアート・オンラインⅡ』(2014年放送)としてシリーズ化された。ほか監督作品である『銀の匙 Silver Spoon』(第1期)『僕だけがいない街』でもスマッシュヒットを記録。劇場初監督作品『劇場版 ソードアート・オンライン –オーディナル・スケール-』(2017年2月公開)の興収25億円(全世界43億円)という大ヒットも記憶に新しい、いま最も劇場アニメの次回作が期待される監督。
脚本:野﨑まど
第16回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞した「[映]アムリタ」(2009年発行)で小説家デビュー。初めて脚本を務めたオリジナルCGアニメ『正解するカド』(2017年4~7月放送)が好評のうちに放送を終えた。
キャラクターデザイン:堀口悠紀子
2003年に京都アニメーションに入社。テレビアニメ『らき☆すた』(2007年放送)で自身初のキャラクターデザインを担当。続いてキャラクターデザインを担当した『けいおん!』(2009年放送)および『けいおん!!』(2010年放送)がBD&DVD累計50万枚、『映画けいおん!』(2011年公開)が興収19億円を突破し、まさしく社会現象に。一躍アニメ業界を代表するキャラクターデザイナーとなる。
アニメーション制作:グラフィニカ
2009年設立。株式会社ゴンゾよりデジタル部門の事業譲渡を受け、CG・VFXスタジオとして事業を開始。高いクリエイティブ力を持っていた3DCGチームが主力となる。劇場オリジナルCGアニメ『楽園追放 -Expelled from Paradise-』(2014年公開)が小規模公開ながらスマッシュヒットを飛ばし、その後も『ラブライブ!The School Idol Movie』(2015年公開)や『ガールズ&パンツァー 劇場版』(2015年公開)、「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」(2018年公開)といった話題作で主要CGパートを担当している。
テーマソング:2027Sound
「今もっともおもしろいアーティストたちによって、新しい映画音楽のかたちを創造する」というコンセプトのもと、映画『HELLO WORLD』のためだけに結成されたエクスクルーシブな実験的プロジェクト。
OKAMOTO'S 主題歌「新世界」
Nulbarich 主題歌「Lost Game」
メディア展開
WEBアニメ
主人公の10年後の姿であるカタガキナオミを視点人物とした、全3話のスピンオフ作品『ANOTHER WORLD』が、2019年9月13日から2019年10月4日にかけ、WebアニメとしてひかりTVチャンネル+、ひかりTVで配信中。
小説
集英社みらい文庫
漫画
HELLO WORLD 1 (ヤングジャンプコミックス) [ 鈴木 マナツ ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > コミック > 青年 > 集英社 ヤングジャンプC
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 648円
ヤングジャンプコミックス
こんな人にオススメ
SFが好きな方、青春恋愛物が好きな方、
未来の自分がやってくるという設定なので、時間ものが好きな方、
物語が二転三転するので、どんでん返しものが好きな方にオススメ。
舞台が京都なので、京都が好きな方にもおすすめですよ!
感想(※ネタバレ注意)
まず、ヒロイン(一行瑠璃)が可愛い!!「やってやりましょう!」
美波ちゃんのちょっと低めな声、良かったです・・・
ストーリーも良かったのですが、私にはなかなか理解するのが難しくて・・・
公式サイトに「世界がひっくり返る、新機軸のハイスピードSF青春ラブストーリー」とあるように、どんどん物語が進んでいくので、ついていくのに必死でしたw
常にずっと走ってる感じ。疾走感あります。
堅書が瑠璃を好きになって、事故から救えたと思った矢先のカタガキの裏切り。
なんてことをするんだ、と思ったのですが、後に明かされるカタガキの気持ちが分かるだけに辛くて辛くて。
だからと言って堅書からすれば「一行さんを返せ!」なわけで。
大切な人のため、自分のために、過去の自分を犠牲にしてもいいのか?
と、考えさせられました。
もし自分がカタガキのような状況になったら同じように考えてしまうだろうな、と思うので・・・
10年の間、ずっと瑠璃のことを思って生きてきたカタガキが、過去の自分と瑠璃の幸せを願って命を落とすシーンでは泣きそうになりました・・・
中盤から終盤まで、カタガキの10年間のことを思うとかなり辛いのですが、ただ、ラストで救われるのでそこは本当に良かったです。
瑠璃ちゃん、やってやりました!
今年はアニメ映画が豊作で嬉しいです。
来月の『空の青さを知る人よ』も楽しみですw